2012年03月19日

新東名高速道路、設計は120km/hなのに制限は100km/h??

4月14日、御殿場JCTから三ヶ日JCTを結ぶ新東名高速道路が開通する。
従来の東名高速道路の渋滞緩和を狙ったものだ。


●設計速度は120km/h

新東名高速道路は旧東名高速道路と比べてカーブが少なく平坦にできている。
詳しく書くと、旧東名のカーブの最小半径が300mなのに対して新東名は3000m。
旧東名の最大勾配が5%なのに対して、新東名は2%となっている。


それもそのはず、新東名の設計速度は120km/hとなっている(当初は140km/hで設計運用が検討されていたという)。
それでも依然として制限速度は100km/hである。
そこに違和感を感じざるを得ない。



●規制速度を100km/h以上にすると事故が増加する?

設計が120km/hであるにも関わらず、制限を100km/hとする根拠は、規制を100km/h以上とすると事故が増加するというものだ。
本当にそうだろうか。


道路上で一番危ないのは、絶対的な速度よりも相対速度、つまり速度差である。
皆が一様に一定の速度で流れていれば、それほど危険はない。
しかし、一段遅い車がいると流れが乱れて危険度が増す。


その流れを一番乱しているものが実は料金所であるという。
実際料金所近辺での事故が多い。


料金所を除いて速度差を生みやすいとのトラックである。
今トラックは最大速度が90km/hに規制されている。
乗用車が120km/hで走る中でトラックは90km/hで走るのはかなり危険であるように感じる。


そういう状況であるから、100km/h規制は仕方がないだろう。
完全に車線を分ける等の対策が無い訳では無いけれど、それは無理だろう。


●居眠り運転を危惧する

速度無制限で知られるドイツのアウトバーン(実際無制限で走れる区間はかなり限られているそうだ)。
さぞや良い道なのだろうと思いきや、けっこうカーブが多い。
制限速度の看板は日本のもののように生易しいものではなく、それを守らないと本当に飛び出してしまうとか・・・。


実はアウトバーンは、居眠り防止の為にわざとカーブを設けている。
もちろん危なくないよよう、徐々に曲率がきつくなり、出口では逆に緩くなっていくクロソイド曲線を用いて設計されている。


そこで新東名に戻ると、曲率が緩くてアップダウンが少ないと聞くと良い道だと思う。
しかし、たぶん走る方にとっては退屈ではないだろうか。
特に風景の見えない夜走りなんかは。
そして100km/hという制限速度。


退屈すれば眠くなる。
ハンドル操作が少なくなれば尚更だ。


居眠り事故が起きないことを祈るばかりである。



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posted by topolino at 14:36| Comment(4) | TrackBack(0) | 旅行/アウトドア | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
日本の高速道路(自動車専用道路)もクロソイド曲線を使って設計していますよ誤解の招くような表現に見受けられます。
Posted by 通りすがり at 2012年03月19日 22:33
東名や首都高など、クロソイド曲線を用いて設計されているということでしょうか。
文章が下手で申し訳ありません。

ここでは制限速度と曲率を問題としております。
誤解を招きましたら申し訳ありません。

また、読んでいただきありがとうございます。
Posted by 林 孝信 at 2012年03月19日 23:09
相対速度の危険性と低すぎる制限速度は全くそう思います。
一般道でも幹線道路における原付との速度差とか。
退屈さもなんとなく判ります。というか仕事で通る山村や山地の道はさすがにカーブばかりで両手と右足をずっと意識的に操作してないといけません。
ただそれでも眠いときは眠いんですよね。よほどの時は待避所で数分休みます。
Posted by 黄 聰基 at 2012年03月22日 20:59
ETCが普及したての頃は、20〜30km/hでゲートを通過する車と、一旦停止したから加速する車が混合していて(今もそうですが)非常に危ないと思っておりました。
速度差は危険なだけでなく、無駄なブレーキや渋滞も生むので、可能な限り無い方が良いですね。


眠い時はどうやっても眠いですね。
そういう時は、諦めて寝るか、体を動かすかすると少しマシになります。
Posted by at 2012年03月22日 21:20
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