2012年03月22日

No,160 マリーアントワネット

機械式時計は良い。
時は途切れることなく連続していて、かつ脈動しているのだなと感じさせてくれる。


●ブレゲ

アブラアン・ルイ・ブレゲ創始による高級時計メーカー。
氏はミニッツリピーターやトゥールビヨンなど、革新技術を次々と生み出し、時計の技術を200年は進めたと言われている。


ブレゲの時計。
インデックスにはブレゲ数字、針はブレゲ針である。
おいそれと買えるものではありませんが(笑)





●マリーアントワネット

ブレゲの時計で一番有名と言っても過言ではないのがマリーアントワネットだ。
ブレゲNo,160 マリーアントワネット。
注文した人物は未だ不明とのことだが、時のフランス王妃マリー・アントワネットの為に一個の時計を受注する。


金色の懐中時計であり、クリスタル製の透明な文字盤が嵌めこまれており内部の機構を楽しむことができたという。
ブレゲの技術が惜しみなく投入されており、ミニッツリピーター、パーペチュアルカレンダー、自動巻き、独立秒針などの最新の機構が搭載されていた。


完成までに44年を要したマリーアントワネットは、結局王妃の手には渡ることはなかった。
完成よりも前に王妃は処刑されてしまったのである。


●盗まれたマリーアントワネット

マリーアントワネットはイスラエルのL.A.メイヤー記念イスラム美術館に寄贈されていたが、1983年に盗難されてしまう。
そのまま盗難されっぱなしだと思っていたのだが、2007年にイギリスで発見された。
ブレゲ社によって本物だということが確かめられたという。
現在はイスラエルの博物館に保管されており、所有権を巡って裁判中であるという。


●マリーアントワネットを再現

まだ本物が発見されていないことを残念に思い、残っていた資料からブレゲ社がマリーアントワネットを再現した。
奇しくも完成間近の2007年に本物が発見されだ。
そして、再現したものは2008年に公開された。
その当時の部品を再現することは現代でも困難な作業であったという。


再現したものももちろんだが、本物を見てみたい。
その時はイスラエルに行かなきゃならんのかもしれないが・・・。





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posted by topolino at 15:49| Comment(0) | TrackBack(0) | テクノロジー/科学 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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