2012年07月08日

日本の物流は砂上の楼閣か!?

少し前に新聞に「止まらない物流を」という見出しがあった。
うろ覚えだけれど、そんな感じだったと思う。
時間が無かったので中身は読まなかったが、たぶん東日本大震災で物流が途絶え、店先から物が無くなった事態を起こすまいというものだろう(違ってたらごめんなさい)。


震災が無くても日本の物流は止まる?

個人的な意見だけれど、二度目の震災が無くても日本の物流はいずれ止まってしまうと思う。
なぜか、理由は2つある。


基本的に日本の物流はジャスト・イン・タイム。
つまり、必要なものを必要なだけ届けるというものだ。
それにより余剰分を無くし、倉庫等の保管にかかる費用を減らす。


経費削減においては非常に有効ではあるが、イレギュラーに弱い。
当然ある程度は想定しているだろうが、想定を超えてしまえばあっという間に物が無くなるのは震災を見れば明らかだ。


もう一つは物流に携わる人の労働環境だ。
トラックに乗れば一財産築けたのは昔の話しであり、デフレの昨今、給与へのしわ寄せは物流にも及んでいる。
運転手は拘束時間が長く、給与は高くない。
時給で計算すると、コンビニでバイトした方がマシということがザラにある。


そして、背負うリスクが大きい。
運転する時間に比例して事故率は当然上がる。
睡眠時間を削っての過酷な状況になれば尚更のことだ。
最近では若者の運転手を確保するのに苦労しているそうだが、魅力が無い以前にそのリスクを背負うだけの見返りが用意できていないというのが現状ではないだろうか。


ある人は、運転手という仕事をするのは最後の最後だと仰っていた。
それほどやりたくない仕事なのだ。


●物流業界にもあるピンはね

福島第一原発、もしくはその近隣での求人が増えた時に話題になったのが、間に入る仲介業者だ。
ひどいものとなると4次、5次請けというものあり、当然間に入る業者が多ければそこで手数料が引かれ、結果実際労働に従事する人へ渡る給与は少なくなる。


物流の世界にもそういうことがあり、自分の所で受け切れない仕事は外注に出す。
外注した仕事がいくつもの仲介業者を経て自分の所に戻ってきたという笑い話にもならないことが往々にしてあるそうだ。


仲介、派遣業者が悪いとは言わない。
仲介することで仕事の幅を広げていることも確かだろう。
でも、ただでさえ多くなパイを取り合うような真似はどうかと思う。
まるで死肉に群がるハイエナのようではないか。
仲介に入る業者の数や手数料など、絶対に規制すべきではないだろうか。

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そんな状態が果たして長続きするだろうか。
今は言わばピンと張った糸のような状態ではないだろうか。

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posted by topolino at 09:55| Comment(0) | TrackBack(0) | ニュース/時事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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