2012年07月27日

ロバート・フェルドマンさんが語る、需要を喚起させる一つの方法

日本の非正規雇用者は増加の一途であり、彼らの給与は正社員と比較して低く抑えられている。
人件費を下げることができ、生産性は向上した。
しかし、その結果として需要は落ち込んだ。
それは当然で、ある程度の安定が無ければとても消費にお金を回すことなどできない。


●正規、非正規の区別は合法搾取である!!

モルガン・スタンレーMUFG証券の日本担当チーフ・アナリストでありWBS(ワールドビジネスサテライト)のコメンテーターも務めるロバート・フェルドマンが日本の需要を増進させる方法を語った。
WBSソーシャルという視聴者からの質問に答えるコーナーでのことで、非常に分かりやすく、日本の抱える問題の心奥突く回答に感銘を受けたので紹介したい。

質問
非正規社員の増加は労働コストを下げ、企業の生産性の向上に寄与した反面、労働による再配分機能を衰えさせ需要悪化を招いた。両立する方法は?

回答
同一労働、同一賃金を徹底すること。
正規社員、非正規社員の区別は経済から言うとおかしな話。
正規、非正規の肩書きを作ることによってインサイドの地位が付く社員ができる。
結果、自分の生産性以上に賃金をもらうことになる。
誰がそれを払うかと言うと、アウトサイドの非正規社員であり、これはある意味で合法搾取に当たる。
アンフェアなだけでなく非効率である。
非効率を無くせば需要が増える。
所得いけん(移権?)すれば需要が増えるというのは間違い。


ハベル大統領が言った言葉で、
我々は生産性を上げる為に使うお金を生活保護の為に使った結果、将来を犠牲にして暮らしている。
すなわち、需要を増やす一番の方法は、供給サイドの既得権益、独占企業、独占組合、独占役所、独占政党を直すこと。


●需要の落ち込みは日本の構造によるもの

非常に分かりやすく。
とかく日本人は既得権益が大好きで、政治家のあらゆる手段を講じて云々は何もしないことを指すが、既得権益を守る為なら本当にあらゆる手段を用いる。
正規、非正規の問題だって正規社員はもっと上の役員などの既得権益を守ることに他ならない。
業績が悪くなれば簡単に非正規社員のクビを切って自分の身を守る。


労働による所得の再配分が正常に機能していない上に、消費税の増税等で国による再配分も悪化させる方へ向いている。
社会保障を守る為と言っているが、それも結果として既得権益を守ることになるのだろう。


だから老人に任せてはおけないのだ。
若者がすべきなのはそれらをぶち壊すことだ。
それができれば日本はもっと良い国になるだろう。




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posted by topolino at 22:55| Comment(0) | TrackBack(0) | ニュース/時事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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