2012年08月10日

若者はクルマ離れでなく、クルマ馬鹿にし

ピカピカに磨かれたクルマから運転手が降りてくる。
服装は小洒落ていてなかなか格好良い。
そして、足元を見ると・・・サンダルだ。
あ〜あってなる。


●本当に若者はクルマから離れているのか

実際数字を調べたわけではないので分からないけど、メーカーが騒ぐくらいだから売れてないのだろう。
それを若者のクルマ離れとしている。


今の時代、都会であればクルマは必須ではない。
むしろクルマでの移動は不便だ。
クルマが必要なのはど田舎くらいだ。


それに電話代や飲食代など、なにかと金がかかる。
皆それほど余裕があるわけではないので、置いておくだけで金のかかるクルマなんか馬鹿らしい。
特に必要で無ければそう考えるのが自然だろう。


ましてや、クルマを持っていたってステータスでも何でもない。
クルマを持っていることに旨味がないのだ。
バカ高いクルマは別でしょうけども・・・。


まあ、それはあくまで都会の話。
私の住んでいるようなど田舎ではクルマは必須だ。


●クルマに乗っている人を観察すると

私はよくクルマに乗ってる時や降りてくる人を見る。
サンダルやクロックスで運転している人が多いのは先に書いた通りだし、運転姿勢もシートを盛大に倒し、片腕で体を支え、もう片方の手はステアリングをチョコンと保持している。
正直だらしないと思うが、こういうのがカッコイイという向きはどこから始まったのだろう。
私はこういう人を見ると、言葉は悪いが「死にたいだけのバカ」としか思えない。
願わくば他人を巻き込まずに一人で死んでくれと願う。


こういう運転姿勢やサンダルで運転することの何が悪いのかというと、まずまともに運転できないからだ。
試しにサンダルでフルブレーキしてみると良い。
ズルッと行くはずだ。
もちろんまともにブレーキは踏めようはずがない。


試しにそういう姿勢で大舵角を与えて見ると良い。
せいぜいハンドルの半分くらい切れるのが良いところだろう。
持ち替えようと思っても片腕は自分の体を支えているので不可能だし、まず体は横方向にズレてしまっているだろう。
第一こういう姿勢は疲れると思うのだけれど・・・。


運動をする物体の運動エネルギー K は、質量 m と速さ v の2乗に比例する。
詳しい事は調べてもらうとして、それで計算をするとクルマは拳銃の弾丸とは比べ物にならないくらい大きなエネルギーを保持しているという。
上記のような運転姿勢はそんな危険なものを制御しているとは思えない。
もちろんそんな認識なんて無いのだろうけども・・・。




それはクルマを軽視しているからではないだろうか。
これだけクルマが氾濫しているし、運転もすごくイージーになった。
だから仕方ないのかもしれない。
でも、そういう大したことないものに大金を払う気になるか?
少なくとも私はならない。


●だらしない運転姿勢は若者だけか?

上記のようなだらしない運転姿勢をとっているのは何も若者だけではない。
いい年してオヤジもそうだ。
まあ、オヤジの場合はジャージとか、部屋着でそのまま来てるんじゃないかという人が多いけれど。


私の結論は、クルマ離れはクルマを軽視、バカにしていることが原因であり、なにもそれは若者に限ったことではないということだ。
たぶん安くて、信頼性抜群、まるで冷蔵庫のようなクルマができればバカ売れするんじゃないだろうか。
時代が求めているのはそういう車であり、まかり間違ってスポーツカーではない。


●本当に必要なのは教育

車は部屋の延長。
とても外出するような気持ちで運転しているとは思えない。
金があれば良い車は買えるかもしれないが、品格は金では買えない。


聞いた話だけれど、ロールスロイスのリアシートはリクライニングしないらしい。
それはロールスロイスに乗るような人がそんなだらしない格好をしてはいけないからという。
ロールスロイスは極端かもしれないが、今日本に必要なのはそれだと思う。
そういう品格を尊重する教育ではないだろうか。


もちろん、クルマさえ売れればそんなこと知ったこっちゃないと思うのであればそれも良いのかもしれない。
安いクルマを量産するのも正義だ。
便利になるかもしれないが、幸せにはならないだろうけども。


ねえ、トヨタさん・・・。



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posted by topolino at 16:52| Comment(0) | TrackBack(0) | ビジネス | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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