2012年08月15日

終戦後67年 靖国神社の参拝は一体何を意味するのか

8月15日は終戦記念日である。
今年で67回目を数える。
しかし、終戦とは敗戦であり、玉音放送は降伏宣言である。
いかに美辞麗句を並べ立てたところで、その事実は変わらない。

この時期問題となるのが首相などの靖国神社への参拝である。


●靖国神社とは

靖国神社は非常に荘厳でいかにも由緒正しいように見えるが、実はけっこう新しい。
建てられたのは明治2年。
そのころは東京招魂社(とうきょうしょうこんしゃ)と言ったそうだ。
戊辰戦争等で天皇に忠義を尽くし戦死した人を祀る為に創建された。


靖国神社のホームページへ行くとこんなことが書いてある。
以下転記(しちゃマズイかもしれませんが)


我が国には今も、死者の御霊を神として祀り崇敬の対象とする文化・伝統が残されています。日本人は昔から、死者の御霊はこの国土に永遠に留まり、子孫を見守ってくれると信じてきました。今も日本の家庭で祖先の御霊が「家庭の守り神」として大切にされているのは、こうした伝統的な考えが神道の信仰とともに日本人に受け継がれているからです。そして同様に、日本人は家庭という共同体に限らず、地域社会や国家という共同体にとって大切な働きをした死者の御霊を、地域社会や国家の守り神(神霊)と考え大切にしてきました。靖国神社や全国にある護国神社は、そうした日本固有の文化実例の一つということができるでしょう。


こういう考えを古神道と呼んだ。
古神道というと古くからあり、いわゆる普通の神道よりも古いように聞こえるが、実は新興宗教である。
いろいろな分派などあるようだが、この考えが国家主導の国家神道となり、戦死者は英霊とあり靖国神社に祀られるという考えになってしまった(厳密に言うと皆ではないのだけれど)


今、こういう時代になって考えてみると分かるが、これは非常にバカらしい。
戦争へ行きたくない人たちを戦場へと駆り立てる詭弁、プロパガンダにすぎない。
将軍様を奉る北朝鮮や、イスラム原理主義タリバンの聖戦(ジ・ハード)と何一つ変わりはしない。
たかだか数十年前に日本はそれと同じことをしていたのだ。
そんな神社に対して一体平和の何を願うというのか。


今回野田首相は参拝を行わなかったが、民主党からは松原仁国家公安委員長、羽田雄一郎国土交通相が参拝に訪れている。
両名が所属する「みんなで靖国神社に参拝する国会議員の会」はどういう意図で結成されたのか、真意を知りたいところだ。
そんなところを熱心に拝んだりしたら、また日本はカルト国家への道を突き進むのか、諸外国は不安で仕方ないだろう。


いずれにせよ、靖国神社に平和を祈るということは、あなた方の真似はしませんという反面教師として参拝する他ないのではないだろうか。
だって、靖国神社に祀られているのは英霊でも何でもない。
ただ、戦争で死んだ戦死者なのだから。

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posted by topolino at 13:36| Comment(0) | TrackBack(0) | ニュース/時事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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