2012年12月03日

笹子トンネルで崩落事故、原因は老朽化か

2日8:00ころ、山梨県大月市と甲州市にまたがる笹子トンネルで崩落事故が起きた。
亡くなられた方もおられる。
ご冥福をお祈りします。
http://mainichi.jp/graph/2012/12/02/20121202k0000e040116000c/001.html


●原因は老朽化?

崩れ落ちたのはトンネル自体ではなく、ボルトにより吊られている天井版だった。
図中、Aの部分。
http://mainichi.jp/graph/2012/12/02/20121202k0000e040116000c/013.html
原因は、天井を吊っているボルトの老朽化や地下水による腐食と見られている。


笹子トンネルは開通から35年が経過している。
最も最近では9月に天井部の打音検査(検査ハンマーで叩き、音によって健全度を測る方法)、を実施していたが、手の届かないところについては目視のみだったという。
http://www.news-us.jp/article/304913108.html


また、事故との関連性は否定されているものの、施工不良の指摘があったという話もある。
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/121203/dst12120300520004-n1.htm


素人が考えても、35年も経っているボルトがおかしくならないわけないだろう。
メンテナンスよりも新規建造に心血を注いだ結果ではないだろうか。
新規に道路を作れば、議員にもゼネコンにも金が入るが、メンテナンスではたかが知れてる。


金も人も回さなければ、膨大な数のボルトなどの健全性をきちんと確かめて回ることなんてできないだろうし、新技術だって生まれはしないだろう。
実際作業する人にとっては「そんなのやってられねーよ」というのが正直なところであろうし、それでヨシとなっていたのだろう。


警察は業務上過失致死で操作を始めたとのことだが、そんなことに意味があるだろうか。
誰が悪い彼が悪いなんて意味がない。
重要なのは何が悪いか、だ。
トカゲの尻尾切りよろしく、当時の現場監督あたりを捕まえてきてしょっ引くなんてことにならないよう願わずにはいられない。
それでは何も解決しない。


●悪いのは全て利権

原発もそうだが、利権が絡んで良いことなんてあったためしがない。
金が絡むと、本来ブレーキを踏まなければならないところでたやすくアクセルを踏んでしまう。
各政党が訴える脱原発、卒原発はそういうことでしょうに・・・。

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posted by topolino at 09:02| Comment(2) | TrackBack(0) | ニュース/時事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
1本あたり1tにも満たない荷重で16φのボルトがわずか30年やそこらで耐えられないわけがない。しかも一度に数百本も。

問題はコンクリートとケミカルアンカーの接着力。施工当時ケミカルアンカーの30年以上にわたる耐久性実績などなかったこと。おれが設計するならそんなもの単独で使えないね。恐!
Posted by どかちん at 2012年12月04日 10:50
ニュースでも、仮にボルトが外れても大丈夫なような措置を講じるのが普通だと報道していました。
原因はやはり設計ミスということになるのでしょうか。


素人の疑問なのですが、ケミカルアンカーって打音検査で健全性は分かるのでしょうか。
ボルトとコンクリートの間にみっちりと樹脂が詰まっていれば、それが多少へたっても音は変わらないように思えるのですが。
Posted by 林 孝信 at 2012年12月06日 08:52
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