2012年12月28日

「健全なる精神は健全なる身体に宿る」はウソ?北京両五輪の柔道金メダリスト内柴正人被告の準強姦事件。

北京両五輪の柔道金メダリスト内柴正人被告は、昨年9月20日未明、東京・八王子市内のホテルで、酔って熟睡し抵抗できない女子部員を乱暴した容疑で現在裁判中である。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121228-00000008-sph-soci


個人的には内柴さんがどうなろうと知ったこっちゃないし、そもそもスポーツ自体に興味が無い。
じゃあ、なんでこんな話題を取り上げたかと言うと、夕方のニュースでアナウンサー「性行為」という言葉を乱発していたからだ。
無茶苦茶恥ずかしいぞwwww
性行為って何?とか子供から聞かれる家庭がたくさんあったに違いないwwwww
ただそれだけの事なのだけれども。


●「健全なる精神は健全なる身体に宿る」はウソ?

スポーツ選手と犯罪で一番に思い出すのは「健全なる精神は健全なる身体に宿る」の言葉ではないだろうか。
古代ローマの詩人、デキムス・ユニウス・ユウェナリスが言ったとされている。


しかし、今回の事件を見ても分かるように、客観的事実に照らし合わせるのならばこの言葉はウソだと言える。
逆に、この言葉が合っているのだとしたら、スポーツにおける最高峰であるオリンピック選手ですら健全なる肉体は獲得できなかったことを意味する。
後者の場合に非常に重い。
オリンピック選手ですらできないことを一般人が片手間でできる訳がない。
となると、皆健全な精神ではないということにならないだろうか。


結論を言うと「健全なる精神は健全なる身体に宿る」はウソである。
デキムス・ユニウス・ユウェナリスは、正確には以下のように言っている。
ウィキペディアより抜粋。

強健な身体に健全な魂があるよう願うべきなのだ。
勇敢な精神を求めよ。
死の恐怖を乗り越え、天命は自然の祝福の内にあると心得て、いかなる苦しみをも耐え忍び、立腹を知らず、何も渇望せず、そして、ヘラクレスに課せられた12の野蛮な試練を、サルダナパール王の贅沢や祝宴や財産より良いと思える精神を。
私は、あなたたちが自ら得られることを示そう。
必ずや善い行いによって平穏な人生への道が開けるということを。


これは健全なる精神は健全なる肉体に宿って欲しいという願望だ。
逆に言えば、その時代のローマ人がいかに不健全な精神であったかの現れでもある。
この世の春を謳歌していたのだから、そうならない気持ちも分からなくもないが。


これがどうして「健全なる精神は健全なる身体に宿る」となったかと言うと、大戦が始まり、ナチスや日本などの軍国主義の台東で、このように歪曲されたそうだ。
しごく側に都合が良いように大義名分とした訳だ。
それが今でも体育会系に引き継がれている。
それはそうだ、しごく側に都合が良いのだから使わない手はない。


デキムス・ユニウス・ユウェナリスの言葉は宮沢賢治の「雨ニモマケズ」を想起させる。

雨ニモマケズ
風ニモマケズ
雪ニモ夏ノ暑サニモマケヌ
丈夫ナカラダヲモチ
慾ハナク
決シテ瞋ラズ
イツモシヅカニワラッテヰル
一日ニ玄米四合ト
味噌ト少シノ野菜ヲタベ
アラユルコトヲ
ジブンヲカンジョウニ入レズニ
ヨクミキキシワカリ
ソシテワスレズ
野原ノ松ノ林ノノ
小サナ萓ブキノ小屋ニヰテ
東ニ病気ノコドモアレバ
行ッテ看病シテヤリ
西ニツカレタ母アレバ
行ッテソノ稲ノ朿ヲ負ヒ
南ニ死ニサウナ人アレバ
行ッテコハガラナクテモイヽトイヒ
北ニケンクヮヤソショウガアレバ
ツマラナイカラヤメロトイヒ
ヒドリノトキハナミダヲナガシ
サムサノナツハオロオロアルキ
ミンナニデクノボートヨバレ
ホメラレモセズ
クニモサレズ
サウイフモノニ
ワタシハナリタイ

今一番大事なことはこういうことではないだろうか。

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