2013年04月06日

クビ切りは金で解決キターーー!!

阿部政権の産業競争力会議で、再就職支援金を払えば原則自由に従業員を解雇できるような制度を作るよう、民間議員が提案している。
阿部首相は当初「解雇を金銭で解決する考えはない」としていたが、その後「裁判で解雇無効となった場合に、事後的に金銭を払って労働契約を解消する制度は含めていない」としている。
http://www.asahi.com/politics/update/0403/TKY201304030525.html


事前はダメだが事後ならOKということだ。
裁判でなんて言ったって、素人が会社を相手取って勝てる見込みは少ないだろうし、費用だって出せない。
まあたぶん、そのうちこれは金を払えばクビを切れるというように変わっていくと思う。


こんなことを話し合っているのは、人材の流動化をはかるためであるが、おかしいのは雇用、つまり受け入れ先のことを議論せず、クビを切ることにばかり注視している点だ。
アメリカのように、転職するのが当たり前の働き方ならばそれでも良いだろう。
しかし、新卒偏重主義の日本で果たしてそれができるだろうか。


それに、解雇をする、しないの評価基準はどうなるのか。
仕事ができるか否か?上司が気に入っているかどうか?そんなところだろう。
結果解雇されずに生き残る社員というのは、プライベートも何もかもを会社に捧げ、サービス残業もいとわない、会社の奴隷ということになってしまうのではないのか。


今でさえ、正社員という肩書きを餌にして従業員をこき使うブラック企業が相当数ある。
そうすることでなんとか成り立っている日本の経済も大いに問題あるのだが。
この法案の成立は、ブラック企業に社員を使い潰す大義名分を与えてしまうようなものではないだろうか。
クビになりたくなければ働け、と。


解雇の時に金をもらえるにしても、どうせ雀の涙であろう。
再就職できなければ路頭に迷うことは必至だし、例えできたとしてもブラック企業だ。
ユニクロやわたみなどの優良とされている企業が堂々とブラックやってるのだから。
どこが「再就職支援」なのだろうか。


金の話が出てきたら法案成立まで一気に進むのだろうな。
何せ企業は金食い虫の正社員を解雇したくてウズウズしているのだから。
大企業べったりの自民党がそれをやらない理由がない。
参議院選で自民党が過半数を取るようならやってくるだろうな。


老人共が短期的に利益を上げる為に若者を使い潰し、待っているのは鬱病大国、自殺大国日本である(すでにそうなってるけど)。



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posted by topolino at 07:56| Comment(0) | TrackBack(0) | ニュース/時事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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