2013年12月06日

特定秘密保護法案が強行採決。日本は闇の時代になるのか・・・。

国民の「知る権利」を侵害する恐れのある特定秘密保護法案は五日午後の参院国家安全保障特別委員会で、自民、公明両党の賛成多数で可決された。自民党が質疑を打ち切り、採決を強行した。
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2013120690070427.html


特定秘密保護法全文
http://www.asahi.com/articles/TKY201310250345.html


この法案が通ることで、多くの人が心配しているように闇の時代がきてしまうのだろうか。
一応全文に目を通してみると、あくまで罰則対象にあるのは特定秘密を扱う立場であるにも関わらずにそれを漏らした者、そして他所へ渡すことを目的に秘密を知得したものとある(つまりスパイ)。
この項においてマスコミは除外する等の文言はない。


皆が心配している知る権利への侵害については、「この法律の適用に当たっては、これを拡張して解釈して、国民の基本的人権を不当に侵害するようなことがあってはならず、国民の知る権利の保障に資する報道又は取材の自由に十分に配慮しなければならない」とあるだけである。
微妙ないい方ではあるが、一応は人権は侵害してはならないとある以上そういうことはないのかと思われるが、「不当に」という言葉が入っている以上、つまりは誰かが不当ではないと判断した上で基本的人権や知る権利を侵害できなくもないというわけだ。


そしてテロについてであるが、同法ではテロは以下のように定義されている。
テロリズム(政治上その他の主義主張に基づき、国家若しくは他人にこれを強要し、又は社会に不安若しくは恐怖を与える目的で人を殺傷し、又は重要な施設その他の物を破壊するための活動をいう)。
普通に生活していればテロ扱いされることはないとは思うが、石破さんの大声はテロと同じ発言を見れば分かるように、この法案を施行する人の腹一つでテロリスト扱いも可能ではないのかと危機感を感じさせる。


また私が心配するのは田母神さんの「秘密で兵器開発が出来る事になると思います」という発言である。
https://twitter.com/toshio_tamogami/status/402185193240285184


そんなに兵器を開発したいものなのか。
そして、知らぬ間に自分も兵器開発の片棒を担いでいたということにもなる(基本的に兵器開発にかかわらずともこの形は変わらないのだけれども)。


特定秘密保護法が通っても一般人がその対象となることはまずないだろう。
しかし、それはあくまで施政者が良心的であった場合という前提でしかない。
いかようにも取れるような側面を残すことでアメーバのように姿を変える法案はさすが日本と言わざるをえない。


だからこそちゃんと審議すればいいものを、強行採決の現場を見ると、通してしまえばこっちのものという下心が透けて見えるのも否めない。
何が秘密化は秘密。
それは政治家にたいしてもそうなのである。
知った時にはもう戦争の一歩手前、そんなことだってあり得るかもしれない。

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posted by topolino at 09:31| Comment(0) | TrackBack(0) | ニュース/時事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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