2014年04月29日

日銀が進める2%のインフレ目標は、労働者を騙してこっそり給料を下げることが目的だった。

こども版をうたっている割に使っている言葉は難しいのだが、表現自体は平易なので非常にわかりやすかったのでこちらの記事を取り上げたい。
http://agora-web.jp/archives/1590867.html


日銀は今、デフレ克服の為に日夜金をばら撒いている。
デフレの克服とはつまりインフレのことであり、お金の価値を下げて相対的に物価をあげようという方策だ。
何の為にそんなことをやるかというと景気回復のためであり、多くのお金が回るようになれば達成できる目論見の元に行っている。
個人でいえば、もらえる給料が増えるとなる。
これが文中でいう名目賃金(物価変動を加味しない貨幣賃金)となる。


この名目賃金を増やそうと、安倍政権は給料上げろと発破をかけていたわけだ。
そりゃそうだ、物価だけ上がって給料が上がらないのでは目の当てようがない。
しかし、現実的には給料が上がったのは大企業のみであり、多くの人にとっては目の当てられない状況となっているのはいうまでもない。


しかしだ、名目賃金があがったとしても、物価が上がっているのだから実質的なお金の価値は下がっている。
これが実質賃金(物価変動を加味した賃金)だ。


今年4月、政府は3%の消費税の増税を行い8%とした。
消費税と日銀のインフレ政策によって、実質賃金は3.5%下がったといわれている。
つまり、多くの人にとって、それだけ給料が下がったことを意味する。
http://jisin.jp/serial/%E7%A4%BE%E4%BC%9A%E3%82%B9%E3%83%9D%E3%83%BC%E3%83%84/economic/8989


じゃあ下がった分はどこに行くのか。
大企業の経営者である。
結果として労働者を安く使えるようになり、さらに潤うが、労働者は買い叩かれるのでいつまで経っても豊かにはなれない。
格差はさらに拡大していく。


残業代ゼロ案もそうだが、結局は労働者を安く使って金をかき集めたものが勝ちとなる。
かき集めた金は労働者に分配しないから、富める者はさらに富、貧しい者はさらに貧しくなっていく(物価が上がるから現状維持では済まない)。


今、安倍政権が行っているアベノミクスとは、とどのつまりそういうことだと肝に命じる必要があるだろう。
以前テレビで、アベノミクスの好景気を実感しているか待ちゆく人に聞いていたが、実感できるわけがない。
そもそもアベノミクスは一般の人たちを食い物にして、金持ちを助ける政策なのだから。




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posted by topolino at 09:00| Comment(2) | TrackBack(0) | ニュース/時事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
インフレ目標は、就職している人たちに少しずつ負担してもらって、失業したり、あまりに雇用環境が悪くて仕事探しもやめてしまっていた人たちが仕事を見つけやすくするための政策。

すると就職している人たちも首切りを異常に恐れる必要がなくなって、企業の側も辞められたら次の労働者を見つけるのにかかるコストが高くなって、労働条件がよくなる。

自分だけ・目の前の賃金だけ、を考えていたら失業者が増えて、結局は自分も取り替え・使い捨てにされてしまうというのがデフレでのブラック化です。
Posted by smd at 2014年04月29日 18:01
シーサーブログの調子が悪かったようで、重複して投稿されました分は削除しましたのでご了承下さい。


仰る通り失業者が減るだけでなく、人手不足となっている自体です。
ですが、果たして労働環境はよくなっているのでしょうか。
失業者が減っても、増えているのは非正規のものばかりで正規雇用はむしろ減っています。
結果一人当たりの給料は減るのですから、それではデフレが克服されても景気は回復はしません。
不景気の結果デフレになっているのですから、金をばらまいてインフレ方向に持っていてっも、景気が回復しなければ(たぶんしないでしょう)スタグフレーションを招くだけだと思います。


Posted by 林 孝信 at 2014年04月30日 03:56
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