2015年05月03日

自民党の憲法改正マンガ、「ほのぼの一家の憲法改正ってなあに?」がいろいろとヒドイwwwww

先自民党の出した、改憲について分かりやすく書いたというマンガがいろいろとヒドイ。
憲法は戦後アメリカに押し付けられたものだとか、憲法が変わらなければ敗戦国のままだとか、現代にはそぐわないもので時代遅れであるとか、あくまで改憲ありきの視点で進む。
マンガはコチラにて入手かのう。
ほのぼの一家の憲法改正ってなあに?(PDF)




確かに改憲はその時代時代で必要に応じてされるべきものだと私は思う。
だが、それは内容次第であり、権力を施行する側を助長するような方向への改憲は絶対にしてはならない。
マンガでは、憲法は国の在り方であると説く。
確かにそれは間違ってはいないが、憲法の目的、一番効力を発揮するのは、権力を縛ることにおいてである。
自民党の改憲案を見ると、明らかに権力の及ぶ範囲を拡大したいように読める。
現行憲法と自民党改正案との比較。





憲法改正というと憲法第九条が真っ先に挙がるが、それを視野に入れつつも、本当の狙いは人権の及ぶ範囲を縮小することではないだろうか。
恐らくそれは間違いではないのだろう。
マンガには、憲法は権力を縛る為にあるなんてことは一切書かれていない。




●徴兵について
現状、徴兵は憲法が定めるところによる、本人の望まない苦役に該当すると解釈されているためにその制度は無い。
今後憲法が改正されて徴兵制度が復活しても、兵役に召されることはないという考えがある。
曰く、昔ならばいざ知らず、現代の兵役は情報処理や銃火器の取り扱いについても高度な知識が要求されるため、素人を徴兵したところで足手まといになるからという。
確かにその通りだと思う。
だが、戦闘に参加するだけが戦争ではなく、膨大な裏方の作業がある。
戦時中は学校が軍需工場となり、皆が働かされた。
人手なんか猫の手も借りたいほどに必要となろう。
果たしてそれらを含めての徴兵や、それに準じた強制労働もないと言い切れるだろうか。




●国民投票を18才からにする狙い
私は、国民投票を18才以上からにする目的について分からないでいた。
正直子供は(大人だってそうだけども)選挙や憲法に興味はないだろうから、せいぜい投票率を下げるくらいだと思っていた。
が、このマンガで合点がいった。
中高での憲法教育なんて、せいぜいテストの穴埋め問題対策の暗記くらいであり、まともな教育なんてやらない。
そんな状態でこういうマンガを見せられたらどう思うだろうか。
現代に合わない、アメリカに押し付けられたもの、なんて考えて賛成票を投じるのではないだろうか。
たぶんほとんどの人は改憲案なんてじっくりと読まないだろうから、あっという間に人権なんてあってないものになってしまうだろう。
強制労働が可能な国になってしまうだろう。
それは実に恐ろしいことである。




今回のマンガで唯一得られる教訓は、皆でもっと考えろということだけである。
改憲は2年後を目処にとしているが、果たしてその時の世界情勢はどうなっているだろうか。
ただ一つ言えるのは、その時の投票は、いつもの選挙のように誰に入れても変わらない(本当はけっこう変わるけども)ものではなく、自分たちの普段の生活の根幹から変わるものとなろう。
平和だの平穏だの日常だのを維持するのって、けっこう大変なことなのだと思う。


posted by topolino at 11:45| Comment(0) | TrackBack(0) | ニュース/時事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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