2014年01月07日

午年だからというわけではなけれど、安倍首相にイソップ童話の馬とロバを聞かせたい。

だいぶ過ぎましたが、明けましておめでとうございます。
今年もゆるゆるとお願いいたします。


北風と太陽などで知られるイソップ童話(寓話)に、馬とロバというお話がある。
これがまさしく今の時代にピッタリだし、アベノミクスが進んでいけば早晩こうなるだろうということを揶揄していると思ったので紹介したい。


あるところに、馬とロバをかっている男の人がいました。
ある日のこと、男の人は2匹を連れて旅に出かけました。
とちゅうで、ロバは馬にいいました。
「あの、ぼくの荷物を少し持ってくれませんか? 重たくて、死にそうなんです」
「・・・・・・」
でも、馬はしんどいのがきらいで、聞こえないふりをしました。
ロバはもういちど、馬にたのみましたが、馬はまた聞こえないふりです。
すると、疲れ切ったロバはバタリとたおれて、そのまま死んでしまいました。
それを見た男の人は、ロバの荷物を馬の背中にのせました。
そればかりか、死んだロバの皮をはいで、その皮まで馬の背中にのせたのです。
「ああーぁ」
馬は、ためいきをつきました。
「おれは、バカだな。ちょっとの荷物を持つのを嫌がったために、友だちのロバくんは死んでしまうし、ロバくんの荷物だけでなく、ロバくんの皮までしょわされてしまったよ」


このお話から得られる教訓は、強いものが弱いものを手伝ってあげれば、どっちも助かったということである。
その上、助けなかったばかりに、弱いものの重荷まで背負うことになってしまうことになった。


こちらのサイトから転載させていただきました。
音声での読み上げもあります。
http://hukumusume.com/douwa/koe/aesop/03/01.htm


●人間は結局同じことを繰り返す

上に今の時代にピッタリと書いたものの、きっとこれは今に始まったことではなく、今も昔も同じことを続けてきたということだろう。
強いものはより強くある為に弱いものを搾取し、結果として共倒れとなる。
大昔から、しかもこんな簡単なお話で教えられているにも関わらずである。
人間って本当に救えねーなあと思うのは私だけだろうか。


ただし、逆に考えれば、強いものと弱いものの両者がうまくできる方法も示唆しているといえる。
ただ、それをやらないだけである・・・。

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2013年07月30日

私は「あおいくま」

「あおいくま」一体何のことかと思われるだろう。
少し前、ラジオ深夜便に出演されていたものまえね有名なコロッケさんがお母様から言われていたことだという。


あせるな
おこるな
いばるな
くさるな
まけるな


頭文字を取って「あおいくま」である。
元々は京都の建仁寺の禅の教えだそうで、順番が変わって「おいあくま」となっているそうだ。
子供に教えるには「あおいくま」の方が親しみやすそうだ。
http://tvtopic.goo.ne.jp/kansai/program/info/144822/index.html


「おいあくま」で検索するとお坊さんや経営者の方など、色々なページが出てくる。
その中にあるお坊さんのブログがあった。
http://imakoko.hamazo.tv/e4431713.html

怒らない、穏やかで優しい心。
威張らない、謙虚で慎ましい心。
焦らない、「いまここ」にしっくりと落ちついた心。
悔やまない、前向きで積極的な心。
負けない、強い心です。

そして「おいあくま」の心がヒョッコリ出てきて、まだまだ無我になれていないと締める。
仰っていることはもっともなのだが、果たして「おいあくま」「あおいくま」は無我になる為の戒めなのだろうか?
私は違うと思う。


あせるな、おこるな、いばるな、くさるな、まけるな。
そうなるきっかけは外的要因が主であろうが、結局は全て自分の心の在りようである。
だからむしろ無我の真逆、有我(そんな言葉あるかどうか知らないが)の極致を示していると思うのだ。


日本画の大家、横山大観の作に「無我」というものがある。
横山大観は無我を無心の子供によって表現している。
http://www.adachi-museum.or.jp/ja/c_taikan_2.html


「あおいくま」「おいあくま」の目指す先はこういうことなのだろうか?
皆さんどう思われますか?



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2012年11月11日

「情けは人の為ならず」の意味ご存知ですか?

車の中でラジオを聞いていた。
ガレッジセールのゴリさんと、NEWSの加藤シゲアキさんのやっている、wktkラヂオ学園という番組だ。
どちらかと言うと大人向けの番組の多いNHKラジオ第一の中では、若者に向けている異質な番組だ。
好んで聞いているわけではないが、他に聞くものもないので聞いている。
http://www.nhk.or.jp/wktk/shigegori/index.html


番組中、ゴリさんが、「情けは人の為ならず」という言葉の意味を知って驚いたと言っていた。
加藤君知ってる?なんてやってた。
加藤さんは「情けをかけるのはその人の為にならない」と答えた。
ゴリさんはブッブー、と。
「情けは人の為ではなく自分の為にだから進んでやりなさい」ってことなんだよって、きっとドヤ顔しながら言っていたのだろう。


それを聞いていた私は、へー、そうなんだ、なんて思うはずもなく、そんなことを知らなかったのか、と世の中の人の無知を嘆いていた。
その時はそのくらいにしか思わなかった。


その後、知人からちょっと立ち入った打ち明け話を聞かされた。
その時頭をよぎったのが「情けは人の為ならず」だ。
なぜか。


「情けは人の為ならず」の正しい方の意味として解釈するのであれば、情けをかけることでそれは自分に回ってくるのだから、手を差し伸べるべきだ。
だが、安易な助けはその人の為にはならない。
勉強を教えるときに、本当は解き方を教えなければならない所で、それをすっ飛ばして答えを教えてしまうようなものだ。
応えを得られれば良い局面であっても、両者の違いは大きい。


「情けは人の為ならず」を、情けをかけることは自分の為である、と解釈することは、間違いとは言わないまでも正解ではない。
きっと「情けは人の為にならない」という意味も含んでいるのではないだろうか。
つまり両義である。


そしてもう一つ。
昔の人が、情けをかけることで自分に回ってくる、つまり見返りを前提とするようなさもしい考えを大仰に残すだろうか。
人とは他人であり、人(自分)でもある。
つまり、情けは他人の為でも自分の為でもない。
なんとも禅問答のようなものをそこから感じるのだ。


では誰のため?
それは私も分からない。
それを知る為に人は生きているのですかねえ。


●見返りを求めない厳しさが本当の優しさ

私なりの回答として持っている言葉が上記である。
マンガ、イリヤッドに出てきた一文だ。

IMG.jpg

情けは人の為だのなんだの関係ない。
「情けは人の為ならず」の言葉の持つ深淵は案外そこなのではないだろうか。



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2012年07月11日

鈴木正文さんのいなくなったENGINEが・・・

自分の自動社雑誌遍歴はCG(カーグラフィック)→NAVI→そして現在ENGINEとCGへと移ってきた。
個人的には自動車そのものよりも、その車が作られた時代背景や文化などに興味が有った為、NAVIは非常に面白かった。
しかし、残念ながらNAVIは既に休刊となっている。
その際にCGに戻るかはたまた他へ移るか悩んでENGINEに行った。


NAVIに比べていささか高級路線ではあるものの、これはこれで面白かった。
そして何より、編集長である鈴木正文さんのコラムや評論を読むのが楽しかった。
しかし、現在鈴木さんは「ENGINE」から「GO JAPAN」の編集長へと移られている。


そうなったらどうだ。
面白くないんだこれが。


●違いは誰にでも分かる

今のENGINEはやたらと高級品を取り上げてその上っ面をなぞっているだけのようにしか思えない。
名だたるモータージャーナリストの方々も寄稿されてはいるものの、紙幅をあまり取ってもらえないのか、やはり表面をなぞり、違いを上げるに留まってしまっている。


正直違いは誰にでも分かる。
こっちが知りたいのは「なぜ違うのか」、だ。
特に高級品が高級品たる所以は正にそこであるのに、それい迫れていないのは問題ではなかろうか。


今ENGINEで面白いのは冒頭の「人とクルマのいい関係を求めて」くらいのものだ。
写真評論家、飯沢耕太郎さんが一枚の写真を取り上げ、その背景を語るものだ。
その他は正直読む価値があるとは思えない。


ちなみに、「違いは誰にでも分かるが、なぜ違うのかは一握りの人間しか分からない」はモータージャーナリスト、福野礼一郎さんの言葉だ。
まっことその通りだ。


●CG(カーグラフィック)に戻ってみたら

で、CGに戻ってみたらこれが面白い。
ENGINEでは考えられないほど、クルマというものの深い所へ入っていく。
浮気しなけりゃ良かったなあと思ったが、他を知って初めて自分の立ち位置が分かることもある。
それに、やはりCGは写真が他の雑誌に比べて段違いに綺麗だ。


そんなわけだから、まだ買えていないが鈴木さんのご著書は非常に楽しみなのである。

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2012年02月08日

夏への扉-ロバート・A・ハインライン

SF小説の傑作と名高い、ロバート・A・ハインライン著、夏への扉を読んだ。
かなり前に買ってあったのだけれど、ずっと積ん読だったのだ。

まだ読まれておられない方の為に内容には触れない。
でも、スゴク素敵な終わり方であったということは伝えたおきたい。

ただ、若干翻訳に使われている言葉が古かったのが難か。
奇しくも作中で時代によって言葉が変わることが書かれていて面白かった。

そして、夏への扉を買った当時ではなく、今読んだことにとても何か因果が働いているようにしか思えない。
そんな気がした。


夏への扉を買おうと思ったきっかけは、マンガの「成恵の世界」にある。
作中に夏への扉を元にしたものがある(内容は全然違うけれど)。
それで興味をもって買ってみたというわけだ。

成恵の世界は非常にとっつきにくく、およそ万人向けとは言い難い内容だけれど、なんともやさしい気持ちになれる良い作品だ。
しかもあざとくない。
オススメです。
書いてたらまとめ読みしたくなってきた。

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そして、今回読もうと思ったきっかけは、友達から借りたゲーム「シュタインズゲート」とにある。
シュタインズゲートもタイムトラベルを扱ったものであり、一緒に貸してくれた設定資料集に、夏への扉が紹介されていた。
シュタインズゲートで述べられている世界の構造、アトラクタフィールド理論は非常に秀逸で、世界は本当にそういう構造をしているのではないかとすら思える。

いつか人間は世界の構造を理解するに至るだろう。
人間が神に似せて作られたのであれば、それを理解するに何ら不足はない。
その先に待っているのは果たしてユートピアか、それともディストピアか。

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それにしても、夏への扉に出てくる猫のピートの描写がスゴク良い。
猫を知っている人ならば、ああ、そうだよなと納得することすること。
作者は絶対ネコ好きだ(笑)
おかげで実家の猫に会いたくなってしまった。
ホームシックならぬネコシックか。
まあ、実家の猫共は、滅多に帰らない私を全然歓迎してはくれないのだけれどね。

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